Macでのキャラボットデプロイ(2)
Macでキャラボットをデプロイする(2)
ターミナルを使用してのデプロイ手順です。
ターミナルは、アプリケーション→ユーティリティの中にあります。
各xmlファイルを書き換える (キャラボット Ver.1.5系〜)
1:charactorbotフォルダを開き、中にあるwarフォルダを開きます。

2:warフォルダを開き、中にあるWEB-INFフォルダを開きます。

3:WEB-INFフォルダを開き、中にあるappengine-web.xmlファイルをUTF-8が編集出来るエディタで開きます。

4:開いたら、上から3行目の<application>charactorbot</application>部分のcharactorbotを

GAEに登録した自分のキャラボット用アプリケーションIDに書き換え保存します。

更に、GAEの無料リソース削減に対応させる必要がある場合
※ Ver.1.5.3〜は、既に書き換えられていますので、この部分の書き換え作業は不要です。
上から8行目<property name="org.soichiro.charactorbot.server.TwitterBotServlet.isUseBatch" value="true"/>の

true を false に書き換え、保存して閉じます。

5:Cronの分数を、GAEの無料リソース削減に対応させる必要がある場合 (必要が無ければ無視して下さい)
WEB-INFフォルダの中にあるcron.xmlファイルをUTF-8が編集出来るエディタで開きます。

6:開いたら、上から6行目の<schedule>every 1 minutes</schedule>部分の数字を

設定したい分数に書き換え、保存して閉じます。
参考:無料Quota内で動くボットの最速返信間隔と稼動可能ボット数の対応表(公式発表)
最速返信間隔 | 稼動可能ボット数 | 検証 |
1 | 5 | 返信パターン少なめ |
1 | 24 | リプライ数少なめ |
3 | 5 | 返信パターン少なめ |
10 | 115 | 返信パターン多め。フォロワー数5桁も有り |
ターミナルでデプロイする
はじめにお読み下さい に書いてある手順を追って、デプロイします。
※ Google App Engine の System Status を確認 → GAE System Status
デプロイ前に、システムに問題が起こってないか確認を。
Macintosh HD → アプリーケーション → ユーティリティから、ターミナルを立ち上げます。
注) ターミナルで入力する文字は全て 半角英数字のみ
立ち上げたターミナルにcdと入力したらスペースを入れ

charactorbotフォルダを、ターミナルウインドウにドラッグ&ドロップします。

ドラッグ&ドロップしたら、enterキーを押します。

注意:上記画像にあるように、記述は全て半角英数字で行います。
ドラッグ&ドロップしたとき、日本語のフォルダ名が表示されていたら
(例: $ cd /Users/name/Desktop/キャラボット用/charactorbot)
半角英数字でフォルダ名を書き換えるか、日本語じゃない
階層にcharactorbotのフォルダを置きなおして、やり直して下さい。
日本語や全角文字が入っているとデプロイに失敗することがあります。
日本語や全角文字が入らないように注意して下さい。
↓のようになると思いますので

chmod 755 deploy.shと入力し、enterキーを押します。

お読み下さいには$ chmod 755 deploy.shとありますが、$ は不要。
↓のようになると思いますので

./deploy.shと入力し、enterキーを押します。

お読み下さいには$ ./deploy.shとありますが、$ は不要。
すると、SDK for Javaのダウンロードが始まりますので

Emailの入力を求められるまで放っておきましょう。
※ 時々、回線の状態によっては current speed 部分が、0 になってしまうことがあります。
その時はダウンロードが止まっていますので、Macの再起動をするなどしてからやり直してみて下さい。
またそれ以外にも、デプロイ中に不測の事態が起こりデプロイが中断してしまった場合なども
Charabotのフォルダ内(開いてすぐの第一階層)に SDK for Java のZipファイルや展開ファイルなど
余計なものが入り込んでいることがあるので確認し、入っていたら捨ててからやり直して下さい。

Emailの入力を求められたら、Googleアカウントに使用しているEmailを入力して、enterキーを押します。
次いでパスワードの入力を求められるので、Googleアカウントに使用しているパスワードを入力。

パスワードは、安全のため入力しているように見えないようになっています。
見えなくても入力されていますので、パスワードを入力したら、enterキーを押します。
デプロイが開始されます。

↓のようになれば、デプロイ終了です。

ターミナルを閉じてしまって構いません。
もしも404や500などのエラー番号が表示されていたら
appengine-web.xmlファイルの書き換えにミスがなかったか
(UTF-8でファイルを保存したか)
ターミナル内に日本語が混じっていなかったか
Emailやパスワードの入力にミスがなかったかなど確認して
慎重に再デプロイしてみて下さい。
※ デプロイした後、一定時間内の再デプロイであれば、Email入力とパスワード入力は省略されます。
勝手にドンドン進むので、終わるまで任せっきりにしちゃいましょう
確認
GAEにログインして、自分のアプリケーションの管理画面に行きます。
赤印部分、Datastore Indexes をクリックして

移動した先の画面が ↓ のようになっていれば、使用可能です。

↓だと、まだ使えません。上のような画面になるまで待ちましょう。

※ 未確認ですが、最近は LogEntry が作成されないようです。
項目が上の画像と違って少なくても、仕様のようなので問題は無いようです。
使えるようになったら http://アプリケーションID.appspot.com/?locale=ja にアクセス。
自サーバのキャラボットトップページが表示されるはずです。
(使えるようになる前にキャラボットにアクセスしても、繋がらず、エラーになります)
↓画像の赤く囲ってある部分をクリックしても、自分の作成したキャラボットのトップページに行けます。

キャラボットのトップページは、最初英文が表示されると思いますので
右斜め上の English|日本語|ログイン となっている部分の日本語をクリックすれば
日本語表示に変わります。
無料リソース削減によるサーバダウンを防ぐため、やっておいた方が良いこと
自分のアプリケーションの管理画面を開き、赤線部分をクリック

画像のような画面になると思いますので、赤で囲ってある部分を変更します。
上側、Max Idle Instances を 1 に変更(青い矢印の方向へ摘みをスライド)
下側、Min Pending Latency を 15s に変更(青い矢印の方向へ摘みをスライド)

Save settings を押して、保存して下さい。
Macでのデプロイ手順は以上です。
どうしても、どうやってもデプロイ出来ないときには
デプロイをやってもらう という方法もあります。
- 最終更新:2013-04-30 11:55:37